網戸や窓を開閉するときに、重かったり、固くてキーっと音がなったり、引っかかりがあるなど、スムーズに開閉できないのはストレスですね。
そのまま力任せで開閉して使い続けていると、サッシを痛めることにもつながるので、簡単に滑りを良くする方法を紹介します。
もし、この方法で改善しない場合は、単純にサッシの滑りが悪いだけではなく、他の原因があるということになるので、どこが悪いのか解決するためのヒントにもなると思います。
網戸や窓のサッシの滑りが悪い症状
- 窓を開閉するときに重く固い、グッと力を入れないといけない
- 網戸を開閉するときに引っかかる感じがある
- 窓や網戸を開閉するときに、キーっという音やキュルキュルと不快な音がする
このような症状があるときは、サッシの滑りを良くすることで改善します。
網戸や窓のサッシが滑りにくくなる原因
- サッシの滑りが悪くなっている
- サッシにゴミが溜まっている
- 戸車のネジを調整する必要がある
- 戸車にゴミがからんでいる
- 戸車の劣化、破損
この原因の中でも1と2の場合は簡単に改善することができます。
3、4、5の場合は、窓や網戸を外す必要があったり、戸車を交換する作業があるので大変です。
潤滑剤で網戸や窓のサッシを滑りを良くする方法
今回紹介する方法は、上記の1と2を改善する方法です。
原因がわからない場合でも、まずはこれから紹介する方法を試して滑りが良くなるか試してみましょう。
- 掃除機
- テッシュ
- 潤滑剤、今回はKURE(呉工業) 5-56を使います。
※サッシには本当はシリコンスプレーが適しているので準備できる場合はシリコンスプレーを使ってください。
1,サッシが汚れている場合は簡単に掃除します。
掃除機や雑巾などで簡単にホコリやゴミを取り除きます。
サッシの滑りをよくするだけなら簡単に掃除するだけで良いですが、どうせならしっかりと掃除しようという場合は、「窓サッシのカンタン掃除方法!汚れの種類で道具を使う掃除の仕方」が参考になると思います。
ちなみに、今回はサッシ掃除した後に滑りが悪くなりました。
2,ティッシュに556をスプレーする
ティッシュを5、6枚使って重ねて小さく折ります。そこに556をシュッシュと2回ほどスプレーして染み込ませます。
556はほんの少しで十分です。つけすぎるとベトベトになります。
ティッシュにスプレーする理由としては、サッシに直接スプレーするとベトベトになってしまい汚れが固まってしまうこと、あとは少しで良いのでティッシュにつけて塗っていくほうがスプレーの節約になるし簡単です。
3,網戸と窓のサッシをティッシュで軽く磨く
556を染み込ませたティッシュでサッシ部分を2、3往復して軽く磨くように馴染ませます。サッシ全体ではなく、下記写真のように出っ張っている部分です。
556の潤滑剤をサッシにつけて滑りをよくするので、窓や網戸を開閉したときに引っかかる部分、すべりの悪い部分を重点的に磨きましょう。
このときに、556が少なくてもサッシには直接スプレーしないようします。ティッシュにスプレーして滑りを良くしたい部分にだけ馴染ませるようにしましょう。
ここまで出来たら窓を開閉してみてください。恐らくこれで改善する場合がほとんどだと思います。
それでもサッシの滑りが悪い場合
もし、改善していない場合は、戸車が原因と考えられます。
戸車が下がっている場合は、プラスドライバーなどでネジを調整するだけで簡単に直せます。
戸車にゴミやホコリがかんでいる場合は掃除をします。
網戸の戸車は簡単に掃除したり外して交換できます。しかし、窓の場合はサッシから窓ガラスを外すだけでも素人では大掛かりな作業になります。
また、戸車の交換は業者に頼むと1万円ほどかかりますが、ホームセンターで部品を購入して自分で交換できれば2000円ほどで済みそうです。
まとめ
サッシの滑りを簡単に良くする方法を紹介しました。
サッシの滑りが悪い場合は、まずは潤滑剤で症状が改善するか試してみてもらえればと思います。それでも改善しない場合は、他の原因が考えられるので、網戸や窓を外して自分で解決するか、専門業者に依頼するという流れになると思います。
また、賃貸の場合は管理会社や大家さんに相談すると無料で直してくれる可能性もあるので、まずは連絡してみることをオススします。
大きいガラス戸が冬は明けやすいですが、温かくなると重くて、西側なので西日になると、どんなに頑張っても開きません。女性でも簡単に動くようにする方法を教えて頂きたいのです。