もう1年以上前の話ですが、油性ペンを使ってそのままリビングの机に置いたままにしていました。その数時間後、テレビ台を見ると、油性ペンで落書きされていました。
完全に油断していました・・白のテレビ台に黒の油性ペンでおもいっきりやられてます。。。
うちには保育園の子供が2人いるのですが、最近は絵を描くことにハマっています。
いつもは落書き帳やカレンダーの裏に書かせていたのですが、この日はお絵描きする紙がないと言っていたのを、忙しくバタバタしていたので忘れていました。。。
これまでも何度か落書きされていたので、ある程度は慣れています。そして、また時間があるときに消そうと思っていたら、テレビ台の落書きは放置され続けて1年以上が経過しました。
書いたその日であればなんとか消せるのでしょうが、これだけ時間がたった落書きは消せるのでしょうか?またどんな消し方があるのでしょうか?
油性ペンの落書きを消す方法
今まではクレヨンや鉛筆だったので、まだ良かったのですが、今回は油性ペンです。しかも、1年も放置しました。落書きしない年頃になったら買い換えるつもりでしたが、やっぱり気になります・・・
たぶん、厳しいだろうなと思いながらも、自宅にあるもので消せそうな方法を調べてどんどん試してみることにしました。
とりあえずミカンの皮
ミカンの皮にはリモネンという成分があり、これが油性ペンの成分を溶かして落書きが消えるそうです。ちょうど、子供が遠足でミカン狩りに行ったこともあり、ミカンがあるので、まずは試してみました。
ミカンの皮のつぶつぶの部分にリモネンがあるので、皮の表面をギューと絞って汁(オイル)を出します。
とりあえず、皮の成分を絞り出してゴシゴシと擦ってみます。柑橘系の匂いがすごいです。かなりゴシゴシすると、少し薄くなりましたが、これでは擦りにくく時間がかかるし、完全に消える方法ではなさそうです。
消しゴムでゴシゴシする
次は可能性的には最も効果がありそうな消しゴムで挑戦してみました
けっこう力を入れてゴシゴシしていきます。消しゴムのカスも大量に出ます。そして、油性ペンの色がどんどん薄くなっていきます。これはいい感じです。
ですが、けっこう疲れます。大変です。うちのテレビ台は重症なので完全には消えませんが、消しゴムはかなり効果ありますよ。
油性成分を溶かせそうと、バターかマーガリンを試す
消しゴムは消えるのですが、かなり疲れるのでもっと楽な方法はないかと自宅にあるもので使えるものを探しました。
バターやマーガリンの油分でも油性ペンの汚れが落ちるそうなので試します。今回は冷蔵庫にあったマーガリンを布につけて擦ってみました。
これは全然ダメです。落書きから時間がたった油性ペンには効果はないようです。
やっぱり、激落ちくん(メラミンスポンジ)は万能
細いメラミン繊維からできているお掃除に役立つ研磨スポンジです。今回は100円ショップでも購入できる「激落ちくん」に少し水を含ませて擦ってみました。
これは、かなり消えます。そして消しゴムほど力は必要ないです。洗剤も使わずに水だけで落書きが薄くなります。
また傷がつくので、優しく円を描くように擦るほうが良いみたいですが、けっこうゴシゴシしましたが、うちのテレビ台の材質の場合は傷がついたり跡が残ることもなかったです。
※材質によっては色がはげたり、傷がつくので注意してください
やっぱり、1年以上経過した油性マジックは完全には落ちないですね・・・まだ少し跡が残っていますが、けっこう時間がかかったのでこれで良しとします。
ちなみに、メラミンスポンジ+水だけでは落ちない場合は、メラミンスポンジ+除光液の組み合わせも良いそうです。
最終的な仕上がりはこんな感じになりました。よく見ると跡が残っています。
その他に調べた落書き消しに使えるものリスト
もし、自宅に下記のものがあれば試してみると良いと思います。個人的には、「クレンジングオイル」「日焼け止めクリーム」あたりは挑戦してみたかったのですが、奥さんに拒否されたので断念しました。
- クレンジングオイル
- 日焼け止めクリーム
- ハンドクリーム
- オリーブオイルやベビーオイル
- 口紅
- 歯磨き粉
- 除光液
- 灯油
- 消毒用エタノール
- クリームクレンザー
- マイペット
- わさび
- サラダ油
- 重曹
- 線香や蚊取り線香などの灰
- グレープフルーツ・レモンの皮
- ポテトチップス
- 白い油性ペンで上からなぞる
油性ペンの落書きを消す方法まとめ
油性ペンで落書きされたとしても、時間が経っていなければ「みかんの皮」「マーガリン」で消えると思います。もし、傷や色落ちのリスクを気にしないのであれば、「メラミンスポンジ」「消しゴム」はかなり強力です。
そして時間が経過してしまった油性ペンの落書き、これに関しては「メラミンスポンジ」か「消しゴム」で消せるところまで薄くする。それでも気になるようであれば、「メラミンスポンジ+除光液」の組み合わせで少しでも薄くできるまでやってみるという結論です。
ということで、1年前の油性ペンの落書きは完全には消えないけど、かなり薄くなるまで消すことはできるという記事でした。